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■ 股関節形成不全詳しくは、Retriever種に多い病気1で説明していますので、そちらを参照してください。
大型犬に多くみられる病気で、成長期の急激な成長に、股関節の成長が何らかの原因によりついて行けなくなるために、正常な
股関節が形成されなくなる事をいいます。
小型犬にも発生は見られますが、体重の少なさから症状が出ないため気づかずに一生暮らせる事もあります。
軽症の場合や、筋肉がしっかりしている場合などは、歳を取って筋肉が衰えてから症状が出てくる事もありますし、重度の場合は
1歳に満たないうちに、歩行困難になってしまう事もあります。
レントゲン検査を行い、股関節の形成状態を確認します。症状の度合いにより、治療方法を決定して行きます。
内科的な治療では、抗炎症剤や鎮痛剤を投与して、運動を制限しながらも、筋肉を増強して行く方法を取ります。更に足腰にかか
る負担を軽減するために体重コントロールが必要になります。
症状がひどい場合には、外科的治療を施します。痛みの原因は大腿骨頭と骨盤の寛骨とが接触することによるので、大腿頭骨を
切除し、筋肉を増強させる事で正常歩行をできるような処置が行われます。
また、前股関節置換術と呼ばれる、人工関節への交換手術を行う場合もあります。
遺伝的疾患ですから、股関節形成不全の発生したラインからの犬の購入は避けるべきです。
また、股関節形成不全の発生した犬の繁殖はしないで下さい。
大型犬では、かなりの確率で股関節形成不全が見られます。後天的に症状をひどくする事もありますので、成長期の過度の運動
や階段の昇降、滑りやすい床での飼育などに注意してください。
体重のコントロールをする事で、軽度の股関節形成不全であっても一生その症状を出さずに済む事もあります。
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■ 股関節形成不全